高城 剛さんが考えるウォーキング

最近、1日1万歩を目指して歩こうと思っている。

 

昨日のiPhoneのヘルスケアアプリを見たところ、15484歩で9.7km。そうすると、1万歩を達成するためには、6.26kmを歩く必要がある。ある地点経由で往復するとすれば、片道3.13kmを歩く必要がある。そうすると、片道3kmから4kmが目安になる。

 

ふと、高城 剛さんが考えるウォーキングを知りたいと思い、過去のメルマガを漁ってみた。

 

なお、「散歩」というキーワードを用いて、高城 剛さんのメルマガを調べてみたが、一つも「散歩」について言及しているものがなかった。高城 剛さんは、のんびり散歩することがないのだろうか?

 

高城 剛さんが考える日中に速く歩くファストウォーキング

「トラベル&ラン」という概念も面白い。旅行ガイドに、ランニングコースの記載があればいいのに。なければ作ってしまおう!

 

幸いにも、僕自身が「全てに興味を失い、やりたいことがなくなったこと」はありませんが、ただ、やる気がなくなるようなことは、誰でもありますよね。
そんな時に、俄然オススメしているのは、走ることです。
いきなり走れと言われても、そう簡単ではないのは承知で、「徐々に走る」ことを前提に、まず「早く歩く」ことからはじめましょう。
一般的には「ファストウォーキング」と言われる「日中に早く歩く」のは、体に負担がなく、脳に刺激を与える最良の手立てとして知られています。
その上、僕は「トラベル&ラン」を旅行の楽しみにしましょう!と提唱しているくらいですから、大連にいく機会には、もってこいじゃないですか!
なにより、コストがかかりません。
人生思うように行かないことばかりですが、もし、幸いにも「日中早く歩く」ことができる上に、「その後3ヶ月間、何も予定」もないなら(素晴らしい!)、少しつづ歩きはじめ、どこかでゆっくり走り出し、ある日、自分でも驚くくらいに走れるようになる「いままでとは違う自分」を発見できるでしょう。
それが三ヶ月後の貴君です!

 

『高城未来研究所「Future Report」Vol.368/Part2』(2018年7月6日発行)

 

高城 剛さんは東口から新宿三丁目間はファスト・ウォーキング

数年前にお話ししたことがありますが、梅雨の時期の東京滞在時の楽しみのひとつが、新宿の地下街をランすることです。
新宿地下街は巨大な迷路になっており、滞在しているホテルから一度も地上に出ずに、5キロ以上走行することが可能なんです。
混んでいるのは東口から新宿三丁目間程度で、そこはファスト・ウォーキングに切り替えます。
時間帯によっては、どこもガラガラですので、かなりの速度で走り抜けることができます。
誰も走らない雨の日に限ってランするのは、あまりに天邪鬼ですよね(笑)。
だから、楽しい!
また、その時々に室内でハマっていることも多々ありまして、今年なら提灯づくりなど、枚挙にいとまがありません。
僕も雨が得意とは言えませんが、考えても解決しませんからね。
雨季は、人とは違うことができるメリハリがあって、それなりに楽しいものですよ。

 

『高城未来研究所「Future Report」Vol.366/Part2』(2018年6月22日発行)

 

2017年の高城 剛さんが考える新しいウォーキング

また、今年早々あたらしいウォーキングを開発しました。
それは、片鼻呼吸をしながら、一定の心拍数を保ってパワーウォーキングするというものです。

心拍数は、有酸素運動時に220-実年齢の60%をキープするのが正しいと言われていますが、実際は、実年齢ではなく、スポーツドックなどで調べた運動身体能力年齢が正しく、僕の場合は39歳から42歳程度ですので、心拍数を108BPMに設定していまして、まだはじめたばかりなので効果のほどは定かではありませんが、CESならずとも移動と健康へのあたらしいアプローチは、今後誰でもますます必要になるでしょう。

既に足、腕、脇、肩、頭につけたセンサーを通じてログを取り、身体データを可視化していますが、肝心の歩いている場所が、ラスベガスや新宿というネオンが眩い不健康な場所ばかりになってしまっておりまして、ですが、歩きながら聞いているDeep Houseが、不思議と街のネオンにぴったりと合う浮遊感がなんとも言えません。

ナッツを食べながらハイテク・コンベンションやネオン街をDeep Houseを聴きながら早足で動きまわる「21世紀型狩猟採集民」は、あたらしい都会の生き方なのかもしれないな、と新春から想いにふけています。

皆さま、本年も何卒よろしくお願いいたします。

 

『高城未来研究所「Future Report」Vol.290/Part1』(2017年1月6日発行)

 

高城 剛さんが考えるウォーキングに欠かせない一品

防水に控えてiPhone7Plusに買い換えましたが、残念ながら、期待していたワイヤレスヘッドセットのAir Podsは発売延期になってしまいました。
そこで、急遽購入したのが、同じワイヤレスヘッドセットEratoです。
あまり期待してなかったのですが、これがなかなかのサウンドを鳴らします。
いまではすっかりジョギングやパワーウォーキングに欠かせない逸品ですが、一方、骨伝導の電話機能は、あまり良い音とは言えません。
このあたりの問題を、AirPodsがどこまで解決しているのか、楽しみですね。
また、最近購入した「これがあると、スマートフォンがより便利になる!!」ものは、背筋を伸ばす「オプションアイテム」(goo.gl/wJ8M7H)です。
これは面白い!と三日ほど思いました。

 

『高城未来研究所「Future Report」Vol.285/Part2』(2016年12月2日発行)

 

2016年から高城 剛さんは独自のウォーキング方法を編み出そうと考えていた

今週は天気もそれなりによく、朝と夜に軽く走りながらトレーニングをしておりますが、今年の目標は、あまり体重を落とさずに筋量をうまくあげることでして、ついついハマりがちな僕は、数週間で体脂肪を半分に落としたり、絞りすぎて体重40キロ台に突入してしまうこともありますので、気をつけながらトレーニングをする必要があります。
最近は、走り込みすぎないよう、ウォーキングに切り替えた方がいいのではないかと考えていまして、独自のウォーキング方法を編み出そうとしていますが、まだまだ至りません。
走りながらは出来なくとも、歩きながら出来ること。
きっと、その「楽しい回答」は、遠からず見つかることでしょう。

 

『高城未来研究所「Future Report」Vol.279/Part1』(2016年10月21日発行)

 

高城 剛さんが考える効果が少ないウォーキング

今週は、東京にいます。

本来ならアフリカにいるはずだったのですが、仕事の整理や変更に追われ、東京で残務を続けています。
また、東京は天候も不順で、わずか1ヶ月前と同じ町とは思えないほど、ぐずついた天気模様の日々です。
そんな時の気分転換には、ジョギングが最適なのですが、イザ外に出ようとすると、やはり雨。

そこで、今年も恒例「地下ジョギング」の時期がやって来ました。

最新の医学調査によれば、ジョギングの「必要最低時間」は、5-10分だそうで、日々この5-10分走るかどうかだけで、身体および脳は、まったく違うと言われています。
いままでジョギングは、15-20分程度最低でも走る必要があると言われていました。
それは、神経伝達物質であるβエンドルフィンが放出されるまでにそれくらいの時間がかかるからで、このβエンドルフィンが、脳の神経回路を作り変え、脳の活動を活発にしています。
その結果、集中力、忍耐力、思考力、記憶力、創造力など脳の機能が全体的に向上するのです。
すなわちジョギングとは、身体能力を向上させる以上に、脳に大きな影響を与えています。

しかし、5-10分程度の小走りでも、βエンドルフィンを放出する前段階の癖をつけることにより、大きな効果を望めることがわかってきました。
この小走りというのが難しい所で、ウォーキングではあまり意味がなく、「忘れ物を取り戻る」程度の速度であることが大切とされています。
と言われましても、わかったような、わからないようなスピードですが、ウォーキング以上、ジョギング未満だと考えればいいでしょう。

さらに、5-10分程度の瞑想と組み合わせることによって、βエンドルフィンの放出は、何倍も変わってくることもわかるようになってきました。
確かに、イライラしながら小走りするのと、気持ちを穏やかに保ちながら小走りするのでは、爽快感が異なって当たり前です。
そこで今週、仕事に追われ、忙しい雨模様の東京で、瞑想をたっぷりしたあと、新宿地下街で小走り=「忘れ物を取り戻る」程度の速度で5-10分程度日々走っています。

昨年もこの時期に東京に滞在し、新宿のホテルを起点に、地下街を隅から隅まで走って、日々5キロ以上のジョギングを行っていました。
新宿の地下街は広大で、都庁のあたりから新宿三丁目の先まで地下鉄の駅でも3駅ぶんもあり、人が多い東口近辺は、走る速度を落として緩急をつけていましたが、今年は、短時間の瞑想と組み合わせながら、地下街の端のほうで、5-10分程度の小走りを続けています。

年間を通じてみると、公共交通機関がない南の島や未開同然の地で過ごすか、地下鉄が走る大都会の中心地の二カ所で過ごすことがほとんどです。
いわゆる一般的なオンとオフではなく、ただの極端のような気もしますが、この2地点の往復が、僕自身のアイデアを作っているのは間違いありません。

来週は、全天候の大都市地下街から赤土の大地へと向かいたいと思っています(予定ですけど)。
そこでも走りますよ、動物たち同様に。
きっと、気分もβエンドルフィンの放出も異なるでしょう。
違いが楽しみです。

 

『高城未来研究所「Future Report」Vol.262/Part1』(2016年6月24日発行)

 

2018年11月11日公開

 

以上