高城 剛さんが観るコレステロール【2018/11/04更新】

高城 剛さんが考える本来のコレステロール値を取り戻すための方法 

 

コレステロール値だけではなく、全体をみないと判断できないところですが、LDLも「悪玉」などという名前がついてしまったために、増えると問題があると言われてきましたが、実際はそうではありません。
基準値は、「製薬会社のロビー活動」で決まり、「数値を変えて人を病気にする」ことで、儲けている現実があります。
また、ナイアシンは、必ず医師の指導のもと、適切な量を適切なタイミングで飲む必要があります。
勝手に自身で判断し、空腹時に不適切な量を飲むと、フラッシュすることが大半です。
何卒お気をつけください。
まず、食事を見直ししょう。
健康的だと言われているトマトや全粒粉などは当面食べず、三日間ほど断食をして大きくリセットすると、大抵ご自身の本来のコレステロール値を取り戻すことができます。

 

『高城未来研究所「Future Report」Vol.381/Part2』(2018年10月5日発行)

 

 高城 剛さんが考えるコレステロールの基準値の表と裏

2014年の記事ではあるが、確かに、コレステロールの基準値について、日本人間ドック学会と日本動脈硬化学会とで意見が分かれているようだ。

 

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同じように最近、高血圧症につきまして、多くのご質問を頂戴します。
実は、高血圧症の判断となる「基準値」は、2000年までは実質、収縮期(上)が180mmHgでした。
この時点では、170台の人でも「正常」であるとされていたのです。
ところが驚くことに、2008年までのわずか8年の間に基準値が50も下げられて、130mmHgになったのです。
この背景には、製薬会社のロビー活動によって高血圧症の「基準値」を大幅に下げ、「病人」を大量に作ることに成功した事実があります。
同じように、「基準値」から見てLDLコレステロールが高くても、必ずしも下げる必要があるとは言い切れません。
ましてや遺伝的要因であるなら、ひとつだけ「数合わせ」を考えるべきではありません。
また、僕も飲んでいた時期がありますが、エパデールより良質なEPAは、海外まで目を向ければ多くあります。
ただし、保険適用外ですので、それなりのコストがかかります(とは言っても、数千円程度の違いですが)が、良質なフィッシュオイルは、高コレステロールに限らず、不足なら補った方がいいでしょう。
これは、あくまでも個人的な意見に過ぎませんが、データを最重要視しないほうが良いと思いますよ。
常に心身共々全体の「感じ」を大切にし、リスクに備えること。
頂戴しましたご質問には、「適切な治療法」とありますが、本当に「治療」が必要な状態なのか、しっかりお考えください。
日本のほとんど医療機関は、「病人」を大量に作ることにビジネスの根本的な仕組みがあるのを、どうかお忘れなく。

 

『高城未来研究所「Future Report」Vol.374/Part2』(2018年8月17日発行)

 

 コレステロール値の見方は、LDLの高さより、HDLの減少量で考える

LDLに着目するのではなく、HDLに着目するという発想。HDLを高めるためにはどんな方法があるのだろうか? 知りたい。

 

卵の効果で、HDLコレステロールの機能が高まることもあるらしい。

 

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2016年のこんな記事もあった。 LDLコレステロールを下げる方法について記載がある。

 

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あまりに不調なら病院で検査をすることをお勧めしますが、もしかしたら、単純に運動不足かもしれませんよ。
筋量は年に1%づつ落ちていくもので、なにも運動していなければ、数年で加速度的に落ちることも考えられます。
すなわち加齢です。
これを実感するのは、まさに二十代後半に差し掛かったころで(僕の経験談)、三年前とは考えられないほど衰えるのです。
人間の身体は、インプットとアウトプット、いわゆる食事と運動で大半がコントロールできますので、まず、食事の徹底的な改善と運動を心がけることが大切です。
たぶん、真剣に取り組めば、三ヶ月で改善すると思いますよ、いまならまだ。
五年後だと、取り返すのに半年から一年はかかるでしょうから、メンテナンスするなら、いまのうちですよ!
ちなみにコレステロール値の見方は、LDLの高さより、HDLの減少量で考えることが大切です。

 

『高城未来研究所「Future Report」Vol.276/Part2』(2016年9月30日発行)

 

2018年10月22日公開

 

以上