海外旅行と記憶とコム・デ・ギャルソン【2018年8月24日更新】

キーワード:旅、目的、海外旅行

 

旅の目的

そもそも僕たちは何のために旅をするのか?

中学生でも、高校生でも、大学生でも、旅に出るといい。旅のメリットは何か? 実は大人の僕も分かっていない。でも、旅には魅力がある、魔力がある。『サピエンス全史』では、それはロマン主義という幻想をホモ・サピエンスが抱いているからだ、という。

正直に言う。僕は旅の良さがよく分からない。コストばかりかかって、メリットがないように思える。僕は、純粋な一人旅、特に海外の一人旅に出たことがない。だから、海外一人旅を一回はやってみたい。一回一人旅をしたときに、判断をあらためてしよう。

 

海外旅行のオススメの国・都市

オススメの海外はどこだって? 僕にもそれは分からない。どんな場所にも行きたいし、どんな場所も強い光を放っていない。どんな場所にも行きたいけれど、どの場所も等価に見える。

人が行ったことがない国に行きたい。国よりも都市に興味がある。小国だけれど、強い国に興味がある。たとえば、水の都、ヴェネツィアだ。

また10年後の様子が変わる国もお勧めだ。たとえば、キューバだ。

 

海外旅行の行く先を決める方法

君は何を感じたいのか? そこを起点に計画をしてもいい。

君は誰に会いたいのか? それを起点にしてもいい。もし、海外で働きたいのであれば、海外で働いている人に会いに行けばいい。

君は何を実現したいのか? それを実現するためには、誰と会う必要があるのか? そこから始めてもいい。君は誰とでも会える。言葉の壁もどうにかなる。伝えたいことさえ持っていれば。そして、その伝えたいことというのも、凡庸でいいのだ。

君は可能性の塊だ。時間も金もある。服はシンプルで良い。コム・デ・ギャルソンの服は必要ない。君に必要なのは、少年のように想い、考え、行動することだ。その行動の積み重ねが、スタイルを生む。そのスタイルに合う服を探すのだ。順番は重要だ。「順序が重要だ」それは、父方の祖母がいつも言ってくれたことだ。

 

旅の思い出の忘却

旅に行った思い出を僕はよく思い出せない。それは、とても残念なことだ。韓国、ネパール、キルギス、トルコ、タイ、香港、中国など、様々な国へ行った。でも、僕はどれだけのことを記憶しているのだろうか。どんどん忘却していく。それは、とても悲しいことだ。

僕だけが忘却していくのか。忘却したとしても、旅にまた行きたいと思う。なぜ忘却していくのか? 予習が足りないのか? 予習とか復習とか言っている時点で何かを見失っているような気がしてならない。