高城 剛さん イノフェス 「30年後の世界へ」まとめ(2) アメリカ・シンガポールパート INNOVATION WORLD FESTA 2018(2018/09/29開催)

高城 剛さんが観るシアトル(開始から12分)

 

アマゾンが、シアトルをアマゾンのお膝元。アマゾンのオフィスが植物園のようになっている。グリーンハウス。

 

アマゾン版のコンビニ、Amazon GO。スマホで入店する。地下鉄と同じ。勝手にモノを取っていく。自動で購入が終わる。まだ実験的なものだが、これから3年間で、3000店舗を開店する予定。我々が考えているイノベーションが本当に人を幸せにしているのか?を考えなければいけない。

 

自動運転のシステムを使って、誰がいつ何を買っているのかを見ている。

 

高城 剛さんが観るシンガポール(開始から13分)

 

空港にターミナル4が新しくできた。元々は、ローコストキャリア用に作ったのだが、大手の航空会社もターミナル4を使う。昔は係員がいた。チェックインも無人だし、荷物の預け入れ(バックドロップ)も無人。コンベヤーで荷物が自動で運ばれていく。完全に無人空港。

 

イミグレもオートマティックで、パスポートと指紋だけで入出国ができる。成田も一部実験が始まっている。オーストラリアでも2年前から実験している。

 

チャンギ空港は、世界で最も使い勝手が良い。無人にならずに最後まで残るのは、セキュリティ。セキュリティだけは、人が人をチェックするという必要がある。

 

無人空港というのが、良いことなのか? イノベーションがどこに向かうのかを再考する必要がある。人が豊かに便利にする世の中を考えているが、それで人は幸せになるのか?

 

合成の誤謬イノベーション全体で起こっていると考えている。

 

高城 剛さんが観るアメリカ(開始から15分)

 

移民のせいで、職がない。なので、トランプ大統領は、メキシコ国境に壁を作ると言っている。しかし、本当に職を奪っているのは、移民ではなく、機械である。

 

本当なら、シリコンバレーやシアトルに南北の壁を作る必要がある。

 

政治で解決できるのか? テクノロジーの失敗を、別のテクノロジーで解決することができるのか? それを私たちは考えなければならない。

 

以上

 

2018年10月1日公開

 

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