本当の新年とは、冬至の日 高城剛さんのメルマガより

『高城未来研究所「Future Report」Vol.334/Part2』(2017年11月10日発行)には以下のような記述がある。

 

「実は本当の新年とは、冬至の日なんです。
ローマ帝国時代、民衆に支持されていたミトラ教を廃止し、為政者にとって都合のよかったキリスト教を国教にする際に、太陽神を信仰していたミトラ教をうまく習合し、太陽が生まれかわる日=一年のうちでもっと太陽が出ている時間が短い冬至の日を、キリストの生まれた日としました。
つまり、クリスマスは冬至祭なのです。
ですので、いまも「本当の暦」を理解している人たちは、冬至の日に初詣に出向きます。
そこでは、「日本の厳かな空気の中で一年を振り返」ることが可能です。
なにより、「有名な神社で人が沢山集まりそうな場所」とは、無縁です。
今年は、「いつもと違う所」に「いつもと違う日」にお出かけください。
きっと、「今後の人生を考えながら過ご」すいい機会に恵まれるでしょう。」

 

ローマ帝国の時代のキリスト教の新年の概念については理解ができた。日本にとっての新年も冬至と一緒なのか? 日本にとっての冬至の意味合いとはどんなものなのだろうか? 日本において、冬至に大きな意味があるのだろうか?

 

2018年の冬至は、12月22日だった。1月1日ではなく、この日に初詣をすることにしよう。それにしても、いつから新年は、冬至ではなく、立春から始まることになったのか? そして、どういう背景で、起点が変わったのか? 興味がある。知りたい。

 

また、ハロウィンについて、下記のような記載もあった。

 

『高城未来研究所「Future Report」Vol.291/Part2』(2017年1月13日発行)

伊勢神宮同様、出雲大社にも多くの仕来りがありますが、今回は少し違った僕の独自の解釈をお話ししたいと思っています。
まず、僕は大国主命を前時代文明から生き残った血筋の者と捉えています。
いまから1万2800年前、北米大陸に彗星が衝突したのは確かのようで、燃え盛る長い尾を持つその彗星は「天の蛇」として、語り継がれてきました。
そのときに、高い精神性を持つ文明は、滅びてしまうことになります。
そのわずかな生き残りが世界に散らばり、天文学から医学まで、高度な技術を受け継ぐ人たちがいたのです。
その末裔が、大国主です。
出自がまったくわからない「偉大な神」とされる大国主は、幽世(失われた大国)の神事の主祭神(末裔)であり、前文明から受け継いだ天文学に基づいて建てられたのが旧出雲大社で、医学に関する知識は、因幡の素兎の話として、一部後世にも伝えられています。
大国主は、この失われた国の復活を目指しており(国づくり)、同じ血筋を持つ仲間を求め、あちこちを旅することになります。
いまも大事な祭事=「機」は11月初旬に行われており、それは失われた国が彗星衝突による大洪水によって飲み込まれたのが10月末で、現在この「機」はハロウィーンと死者の祭りとして知られていますが、神在月として知られる出雲の祭事月間は、実は復活祭だったのです。
このように、僕が考える「機」は、いまの社会では「常軌を逸した考え方」であり、しかしまた、個人的な楽しい「旅の目的」そのものでもあります。
ぜひ、形式にこだわらず、いままで誰も考えもつかなかった世界へと思いを馳せてください。
それが、お求めの「自分ならでは機」を深めることでしょう。
また、大国主の片腕となった少名毘古那は、絶滅したホモ・フローレシエンシスだったと僕は考えています。」

 

なお、ディズニーランドのハロウィンは、2018年は9月11日から10月31日までだ。

 

2018年9月24日公開